ある日の出来事

村上デンキ (2009年4月15日 22:44) |

先日、とある中学校の先生から仕事の依頼があったので、

お伺いしてきました。

 

その先生は、この4月に転勤してきたばかりの独身の女性

で、仕事の内容は自宅の「テレビが映らない」というものでし

たが、伺ってみると、真新しい新品の液晶テレビが1台置い

てあって、一応配線等はしてある模様。

色々お伺いしてみると、某家電量販店でテレビを購入したよう

なのですが、その量販店が取付けに来た際、配線段階で問

題が発生して何やら色々言い訳をして帰ってしまったそうなの

です。

 

その問題というのが、テレビを納品した時に今ある既存のBS

アンテナも同時に取り付けて欲しいと先生がお願いしたことが

始まりでした。

そもそもBSアンテナを1ヵ所のテレビに配線する場合、アンテナ

からテレビまで軒を通して単独に配線するのが安価で普通なの

ですが、その量販店さんはBS混合増幅ブースター(結構高額な

商品)を持ってきて配線しようとしたらしいのです。

間違ってはいないのですが、このブースターを使う場合は、何箇

所も分配配線されている上に、分配先の部屋でも衛星放送を視

聴したいといった時に使うもので、既にこの住宅に地デジも受信

可能なUVブースターが付いていたことを考えると、選択を誤って

いると思います。

(この先生は茶の間の1ヵ所でしかテレビを見ないとのこと)

 

そして、BSブースターを付け終えた量販店さんでしたが、ここで

問題が発生したのです。

通常テレビのブースターというのは屋外の増幅部に屋内の電源

部から電気を送って電波の利得を上げ、テレビの映りを良くする

というものなのですが、まず、外のブースター増幅部の配線が間

違っており、さらに地デジを視聴するというのに、肝心なUHFのア

ンテナですら、チェッカーで正しく合わせていない。

挙句の果てに、

「ブースターの電源部が断線しています。教員住宅なので、私ど

もが勝手に内部の配線をいじることは出来ないので教育委員会

に相談して指定の業者に点検して貰って下さい。」

と言って中途半端な状態のまま帰ってしまったとのことです。

そうして当店に仕事の依頼が来た訳ですが、結局のところ解らな

くなったので、適当なことを言ってその場をしのいだのでしょう。

ブースターが断線しているというのも、テレビの裏に電源部を配線

したようなのですが、そもそも既存のブースター電源部は屋根裏

にあり、たまたま電源部のスイッチが壊れていたので、電気が通

らないということでした。

 ブースター代金も既に支払ってしまったとのことで、そのまま利

用することにしました。

 

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既存のブースター。屋根裏にありました。

 

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新しいブースター。綺麗に配線しました。

 

正しく配線をやり直し、地デジの設定・説明までしてきました。

テレビの料金は別として、その量販店さんはBS増幅ブースターの

取付費用や配線設定工事代金など中途半端な仕事にも関わらず

当たり前のように請求し、まともな料金を貰って帰ったそうです。

当店の何倍も高い料金で・・・。

先生曰く、「価格もそんなに変わらないなら、初めから地元の電気

店に全部頼めば良かった」と言っておりました。

最終的には高い買い物になってしまうので、自分で取付け・設置・

配線・設定出来る方以外は注意が必要です。

 

最近こういったことがとても多いです。

同情してとはいいませんが、いい加減な仕事をする業者がきちん

とした仕事をしてくれるように、あえて特定はしませんが、記事に

させてもらいました。